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ブルックスビーとフォニーニがコードボールを巡り揉める「謝罪するべきだと言われたが…」【動画アリ】

2022年「全米オープン」でのブルックスビー

現在開催中の「ATP250 オークランド」(ニュージーランド・オークランド/1月9日~1月14日/ハードコート)1回戦で、世界ランキング48位のジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)と世界57位のファビオ・フォニーニ(イタリア)が試合中にコードボールを巡って揉める一幕があった。スポーツウェブメディアSportskeedaが伝えている。

ブルックスビーとフォニーニの初対戦となったこの試合、第1セットはお互いに1度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。スコアが1-2となったところから、フォニーニが6ポイントの連取に成功しセットを先取する。続く第2セットは拮抗した第1セットと打って変わり、ブルックスビーが5ゲームを連取してみせる。勢いそのままフォニーニに反撃を許さず6-1でセットを奪い返した。

事が起きたのは最終セットの第3ゲーム。40-30でブレークバックのチャンスを迎えたブルックスビーが、フォニーニのスマッシュをバックハンドで返球。そのボールがネットに当たって入り、ブルックスビーがブレークに成功した形になった。

通常コードボールでポイントを得た場合は、軽く手を上げるなど相手に謝るケースが多い。だが今回ブルックスビーは特に謝る仕草を見せることなく笑顔でベンチに戻った。これに対しフォニーニは厳しいまなざしを向け、すれ違いざまに言葉を投げかける様子が伺えた。

試合はその後、第7ゲームと第9ゲームでブレークを奪ったブルックスビーが、6-7(2)、6-1、6-3で勝利を収めた。22歳のブルックスビーは試合後、フォニーニがコードボールに関して謝罪を要求したと明かした。「戦いの最中に起こりうること。彼は謝罪するべきだと言ってきたけど、僕はいままでそれは運に基づくものではないと教えられてきた」

この発言に対してテニスファンからは「謝る必要はないけど、そうした方がスポーツマンらしい」、「コードボールを狙ったのか?そうじゃない?ならそれは運がよかったということ」といった批判の声も多数上がった。

2回戦に進出したブルックスビーは、第3シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦。ブルックスビーは第1セットを6-1で先取したが、第2セット開始前にシュワルツマンが太ももの負傷で棄権を余儀なくされたため、そのまま準々決勝へと駒を進めることとなった。準々決勝では世界64位のカンタン・アリス(フランス)を7-6(3)、7-6(2)で下しベスト4入り。準決勝では第2シードのキャメロン・ノリー(イギリス)と決勝進出をかけて争う。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2022年「全米オープン」でのブルックスビー
(Photo by Elsa/Getty Images)

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