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6人のスペイン人選手、八百長で最大22年の出場停止に

写真はイメージ

八百長に関与した6人のスペイン人選手に有罪判決が言い渡され、罰金や出場停止の処分を下されたことがわかった。英BBCなど複数のメディアが報じている。

テニス界の不正を監視するインターナショナル・テニス・インテグリティ・エージェンシー(ITIA)が発表したところによれば、6人のスペイン人テニス選手が八百長に関する刑事責任を問われ、組織的な犯罪に関わる広範囲に及ぶ事件の一部として、スペインの裁判所から有罪判決を下されたという。選手たちは全員、2年間の執行猶予付き懲役刑と罰金刑を言い渡されたとのことだ。ITIAのCEOは「テニス界で起きた組織的な犯罪の中では最も規模の大きな部類に入る」とコメントしており、捜査は5年以上に及んだことを明かしている。

6人のうちMarc Fornell-Mestresはチャレンジャー大会で2度優勝しており、2007年に最高位となる世界ランキング236位を記録。Jorge Marse-Vidriは2008年に世界562位を記録しているが、ほかの4人はランキング外だった。

有罪判決に伴いITIAも独自の罰を下しており、Fornell-Mestresには25万ユーロ(約3225万円)の罰金、うち20万ユーロ(約2580万円)は執行猶予付き、Marse-Vidriには1万5000ユーロ(約194万円)の罰金、うち5000ユーロ(約65万円)は執行猶予付きという処分を科した。残りの選手に対しては合計で45万ユーロ(約5805万円)の罰金、うち39万ユーロ(約5031万円)が執行猶予付きとなる。いずれの選手も国内および国際的な組織によって主催される大会への出場は認められず、プロテニス選手のコーチを務めることもできない。最も重い処分を受けたFornell-Mestresは今後22年間にわたる出場停止処分を下されている。

ITIAの会長は「この長期にわたる捜査が終了したことは、テニス界が汚職と闘う上で重要な瞬間となりました」と述べている。「6人の選手が有罪判決を受け、追放されたことは喜ばしいことではありませんが、八百長は実刑判決につながり、テニス界におけるキャリアを終わらせる可能性があるというメッセージを確実に発信することができました。これはまた、組織犯罪がスポーツを標的にしているという警告でもあり、政府や法執行機関、そしてスポーツ界の汚職防止団体は、この脅威を真剣に受け止める必要があります」

※為替レートは2022年5月18日時点

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真はイメージ
(Photo by Getty Images)

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