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シフィオンテク率いるポーランドなどがファイナルズ進出決定![BJK杯クオリファイアーズ]

イギリス戦での勝利を決めたチェコのボンドルソバ(左)とムチョバ

先週、女子の国別対抗戦「ビリー・ジーン・キング・カップ」のアジア/オセアニア、ヨーロッパ/アフリカ、アメリカ大陸の各グループ1部がプレーオフに向けての総当たり戦を行う一方で、ワールドグループでは11月に開催されるファイナルズ出場を懸けた「ビリー・ジーン・キング・カップby BNPパリバ クオリファイアーズ」が4月15・16日の2日間で行われ、ファイナルズに進出する8チームが決まった。クオリファイアーズでは伝統的な国別対抗戦の方式が採られ、まず初日にシングルス2試合が、2日目にシングルス2試合とダブルス1試合が行われ、先に3勝したチームの勝利となる。

ポーランド対第9シードのルーマニアの対戦では、新世界女王イガ・シフィオンテク(ポーランド)が圧倒的な強さを見せた。初日はポーランドのNo.2選手、世界ランキング58位のマグダ・リネッテが世界63位のイリナ カメリア・ベグをフルセットで破ると、第2試合では世界1位のシフィオンテクが元世界20位のミハエラ・ブザネスクに6-1、6-0で圧勝。そして2日目の第1試合で、シフィオンテクが世界324位のAndreea Prisacariuを6-0、6-0のダブルベーグルで圧倒し、ポーランドの勝利を決めた。

イタリアは第2シードのフランスと対戦。26歳にして2月にキャリアハイの世界44位に到達したジャスミン・パオリーニ(イタリア)が第1試合で2-6、6-1、7-6(2)という熱戦の末にフランスのNo.1選手で元世界11位のアリゼ・コルネを撃破すると、第2試合ではイタリアのNo.1選手、世界30位のカミラ・ジョルジが元世界46位のオセアン・ドダンに6-1、6-2で完勝。翌日の第1試合でもジョルジが世界107位のアルモニー・タンを6-2、6-0で下し、イタリアは初めてのファイナルズ進出となった。

第4シードのチェコ対イギリスの対戦では、代表戦デビューかつツアーレベルでのクレー大会初出場となった19歳の全米女王エマ・ラドゥカヌ(イギリス)に注目が集まった。初日の第1試合では世界101位のハリエット・ダート(イギリス)が元世界14位の22歳マルケタ・ボンドルソバに1-6、0-6で完敗。だが第2試合で世界12位のラドゥカヌが世界50位のテレザ・マルティンコバに7-5、7-5で競り勝ち、チーム戦績は1-1のタイに。ところが2日目の第1試合、足にマメができたラドゥカヌは満足に動くことができず、1-6、1-6でボンドルソバに惨敗。すると今度はダートが、16歳で代表デビューを果たした世界170位の新星リンダ・フルビルトバに6-0、5-7、6-2で勝利。だがダートと世界221位のケイティ・スワンのペアはボンドルソバと元世界19位のカロリーナ・ムチョバのペアに力及ばず1-6、5-7で敗れ、イギリスはクオリファイアーズ敗退となった。

そして対戦に合わせてウクライナ救援基金を募ることでも注目された第3シードのアメリカ対ウクライナの対戦では、初日の第1試合、第1セットで合計34ポイントという長いタイブレークを制した世界43位のアリソン・リスク(アメリカ)が、元世界21位の21歳デヤナ・イエストレムスカに7-6(16)、7-5で勝利。第2試合でもダニエル・コリンズの欠場でアメリカのNo.1選手として出場している世界14位のジェシカ・ペグラが、6-2、6-1で元世界103位の22歳カタリナ・ザワツカを破り、アメリカが2-0と勝利に王手をかける。だが翌日はイエストレムスカがペグラに、ザワツカが元世界36位のシェルビー・ロジャーズにそれぞれ勝利を挙げ、勝負は最後のダブルスまでもつれ込む。アメリカチームはペグラと、今シーズン柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)と組んでインディアンウェルズで準優勝したダブルス世界36位のエイジア・ムハメッドが登場。イエストレムスカと、昨シーズン二宮真琴(日本/エディオン)と組んでノッティンガム大会を制したダブルス38位のリューメラ・キッチュノックのペアを7-6(5)、6-3で破り、アメリカがファイナルズ進出を決めた。なお、この大会で集めたウクライナ救援基金は22万5000ドル(約2850万円)に上った。

その他にベルギー、カザフスタン、カナダ、スペインが「ビリー・ジーン・キング・カップby BNPパリバ ファイナルズ」進出を決めている。

クオリファイアーズ結果(※[]内の数字はシード表記)
○イタリア 3-1 ●フランス[2]
○アメリカ[3] 3-2 ●ウクライナ
○チェコ[4] 3-2 ●イギリス
●ベラルーシ[5](棄権)○ベルギー
○カザフスタン 3-1 ●ドイツ[6]
○カナダ[7] 4-0 ●ラトビア
●オランダ 0-4 ○スペイン[8]
○ポーランド 4-0 ●ルーマニア[9]

※為替レートは2022年4月18日時点

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真はイギリス戦での勝利を決めたチェコのボンドルソバ(左)とムチョバ
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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