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35歳以上でマスターズ1000大会を制した男子選手はフェデラーただ一人

2017年「ATP1000 インディアンウェルズ」で優勝したフェデラー

ロジャー・フェデラー(スイス)の2017年シーズンとラファエル・ナダル(スペイン)の2022年シーズンの間には、多くの共通点を見出すことができる。両選手は35歳で予想外の「全豪オープン」優勝を果たし、復帰を印象付けた。そして2人とも、シーズン初めの21試合のうち20試合で勝利した。

2人のそれぞれのシーズンの大きな違いの一つは、ナダルは「ATP1000 インディアンウェルズ」の決勝でテイラー・フリッツ(アメリカ)に敗れた一方、5年前のフェデラーは素晴らしい形で同大会での優勝を果たしたことだ。これによりフェデラーは、35歳になって以降にATPマスターズ1000大会で優勝した初めての選手となった。その後もフェデラー以外には誰も、この偉業を達成するには至っていない。スポーツウェブメディアSportskeedaが報じている。

ただし、リチャード・パンチョ・ゴンザレス(アメリカ)、ケン・ローズウォール(オーストラリア)、そしてロッド・レーバー(オーストラリア)の3人は、1960年代と1970年代に、35歳になった後で同等の大会で優勝している。グランプリ・テニス・サーキットとワールド・チャンピオンシップ・テニス(WCT)は、1990年に現在のATPツアーに統合された。

現在世界ランキング26位のフェデラーにとって2017年のインディアンウェルズ大会優勝は、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)の最多記録に並ぶ5回目の同大会での優勝でもあった。

第9シードとして出場したフェデラーは、4回戦で第5シードのナダルをストレートで撃破。準々決勝で対戦予定だったニック・キリオス(オーストラリア)は、怪我で試合前に棄権した。準決勝では第17シードのジャック・ソック(アメリカ)を、スイス人選手同士の対戦となった決勝ではスタン・ワウリンカ(スイス)をいずれもストレートで下し、同年2つ目、マスターズ1000大会では25個目となったタイトルを獲得した。

ナダルは、2021年の「ATP1000 ローマ」を34歳11ヶ月で制している。グランドスラムで21度の優勝を誇るナダルに続き、3番目の記録を保持しているのはもちろんジョコビッチで、昨年の「ATP1000 パリ」で優勝した時34歳5ヶ月であった。

ナダルが今後、早ければ5月の「ATP1000 マドリード」か「ATP1000 ローマ」で優勝すれば、フェデラーの仲間に加わることができる。一方、ジョコビッチが35歳になるのは2022年の5月22日だ。マドリードとローマの大会はどちらもそれまでに終わっているため、ジョコビッチは少なくとも8月の「ATP1000 モントリオール」まで待たなければならないということになる。

2017年の「ATP1000 インディアンウェルズ」での優勝後、フェデラーはさらに3つのマスターズ1000大会で優勝している。1つ目は同じ年に第4シードで出場した「ATP1000 マイアミ」だ。フェデラーは3回戦で第29シードのフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)を、4回戦で第14シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)をそれぞれストレートで下した。準々決勝ではトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)が、準決勝ではキリオスがフルセットの闘いを強いたが、フェデラーを阻むことはできなかった。フェデラーは決勝に進出し、ナダルをストレートで下してサンシャイン・ダブルを達成した。

フェデラーは同じ年の「ATP1000 上海」でも、準決勝でデル ポトロ、決勝でナダルを再び破って優勝。フェデラーが最後にマスターズ1000大会のタイトルを獲得したのは、2019年の「ATP1000 マイアミ」でのことだ。第4シードで出場したフェデラーは、4回戦でダニール・メドベージェフ(ロシア)、準決勝でデニス・シャポバロフ(カナダ)、決勝でジョン・イズナー(アメリカ)を下し、37歳にして28個目のATPマスターズ1000のタイトルを勝ち取った。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2017年「ATP1000 インディアンウェルズ」で優勝したフェデラー
(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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