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プジョー、ジョコビッチとのスポンサー契約終了

「ATP500 ドバイ」でプジョーのロゴ入りシャツを着てプレーするジョコビッチ

ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が最大のスポンサーの一つであるフランスの自動車メーカー、プジョーとの契約を終了することが明らかとなった。英スポーツメディア EUROSPORTなど複数のメディアが報じている。

2月17日にロイター通信がプジョーの内情に詳しい人物に取材したところ、プジョーは同月21日開幕の「ATP500 ドバイ」でジョコビッチが同社のロゴ入りのウェアを着用することを認識しており、「(新型コロナワクチンに関する)ジョコビッチの発言は確認しており、彼が自分自身の立場を表明したことを嬉しく思っている」と同社の関係者は話していたという。実際、「ATP500 ドバイ」ではプジョーのロゴが入ったポロシャツを着てプレーするジョコビッチの姿が確認されている。

ところが、「ATP500 ドバイ」の準々決勝でジョコビッチが敗れて世界1位陥落が確定してから1週間と経たないうちに、プジョーの親会社であるStellantisグループのCEOカルロス・タバレス氏が、2014年から結んでいたジョコビッチとのスポンサー契約を終了することを明かした。

報道陣とのブリーフィングの際に、ジョコビッチのスポンサーを続けるかと聞かれたところ、タバレス氏は「ジョコビッチのスポンサーを続けることはない」とだけ返し、具体的な説明はなかったという。セルビアのジャーアナリストによれば、契約終了の理由はジョコビッチがワクチンを接種しないこととは関係なく、コロナ禍でプジョーの経営が大きな打撃を受けており、ジョコビッチとの大型契約を維持できなくなったことが要因として考えられるとのことだ。

ジョコビッチが今年初めにオーストラリアから強制出国となった際、プジョーをはじめ、フランスのスポーツウェアメーカーのラコステ、スイスの高級腕時計メーカーのウブロ、アシックスなど、ジョコビッチとスポンサー契約を結ぶ大手ブランドの動向が注目された。1月17日にジョコビッチの出国が決定した時にラコステは声明を出し、「できるだけ早くジョコビッチと連絡を取り、オーストラリア滞在に伴う一連の出来事について確認する予定だ」と述べていた。一方、ほかのスポンサーはすぐにコメントすることを控え、1週間ほど経ってからウブロのCEOが、オーストラリアでの一件について「彼がどのような立場を取るのかを待っている。ワクチンを接種するかどうかはプライベートの問題だ。我々は個人の自由を尊重し、誰もが自分のことを決めることでき、賛成することも反対することもできる。それが我々のスタンスだ」と話していた。

米経済誌Forbesによれば、ジョコビッチは2021年のアスリート長者番付で46番目。年収3450万ドル(約40億円)のうちおよそ87%に相当する3000万ドル(約35億円)相当の収入をスポンサー契約などから得ている。そんなジョコビッチはここ数日の間に世界王者の座をダニール・メドベージェフ(ロシア)に明け渡し、20個のグランドスラムタイトルを一緒に勝ち取った長年のコーチとの別れを発表している。

※為替レートは2022年3月3日時点

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ATP500 ドバイ」でプジョーのロゴ入りシャツを着てプレーするジョコビッチ
(Photo by Francois Nel/Getty Images)

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