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タイブレーク最長記録樹立のオペルカが2年ぶりV[ATP250 ダラス]

「ATP250 ダラス」でのオペルカ(左)と元アメリカ大統領(右)

「ATP250 ダラス」(アメリカ・ダラス/2月7日~2月13日/室内ハードコート)の準決勝、第2シードのライリー・オペルカ(アメリカ)と第3シードのジョン・イズナー(アメリカ)が対戦した一戦で珍しい記録が生まれた。オペルカがストレート勝ちを収めたのだが、そのスコアは7-6(7)、7-6(22)。2セットともタイブレーク、特に第2セットは24-22と、ATPのツアー大会で最も長いタイブレークとなった。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトが報じている。

ビッグサーバー同士が顔を合わせたこの試合では、オペルカが39本、イズナーが21本のサービスエースを決めた一方、ダブルフォールトは両者合わせて1回のみ。サーブの確率やそれによるポイント取得率も互いに高い分、二人ともブレークチャンスすらないままゲームが進む展開に。第2セットのタイブレークでは、イズナーのセットポイントを10回しのいだ末に、オペルカが8回目のマッチポイントでミニブレークを果たしてタイブレークを制した。

46ポイントに上ったこの最長タイブレークで、両選手は7回もエンドを変えることに。「これは彼がいかにピンチに強いかを示しているね」と、24歳のオペルカは36歳の先輩イズナーを称賛。「僕のマッチポイントで彼は信じられないようなところにサーブを打ってくるんだ」

またオペルカは「21-21となった時、そんなものは見たことがなかった。でもそれが起きるとしたら、この試合だったろうね」とも述べているが、彼がそう言うのも無理はない。なぜなら、イズナーとオペルカは今回を含めて5回対戦しているが、二人が戦った15セットのうちなんと13セットがタイブレークにもつれ込んでいるのだ。4セットすべてがタイブレークだった2019年「全豪オープン」以来、これで12セット連続のタイブレーク。 これまで98ゲームにわたって互いにブレークをすることなく試合を進めてきた。

これまでのツアーでの最長タイブレークは38ポイントで、ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)がアンディ・ロディック(アメリカ)を下した2007年の「全豪オープン」など7つの試合でその数字を記録している。今回はそれを大幅に上回ることになった。

準決勝でイズナーを下したオペルカは決勝で第4シードのジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)と対戦。その試合も2セット続けてタイブレークとなったが、7-6(5)、7-6(3)で制したのはやはりオペルカだった。今大会でのオペルカはイズナーとの準決勝のほか、世界231位のセドリック・マルセル ステッベ(ドイツ)との2回戦でもタイブレークを制しており 、今季ここまでタイブレークでの戦績が1勝1敗だった21歳のブルックスビーに先輩の勢いを止めることはできなかったようだ、

2020年の「ATP250 デルレイビーチ」以来3つ目のタイトルを手にしたオペルカ。「プレッシャーの中にもかかわらずうまくプレーすることができた。特にジェンセンのような凄い選手を相手にね。彼のおかげで何度もやりにくさを味わったよ。それでもなんとか自分のベストなテニスができたと思う」と決勝をふり返っている。

なお、オペルカといえばタイブレークの数だけでなく背丈もツアーの中で並外れており、身長は211cm。ダラス大会では、そんな彼の長身ぶりを確かめようと、元アメリカ大統領のジョージ・W・ブッシュ氏が彼の頭に手を伸ばす一幕もあった。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ATP250 ダラス」でのオペルカ(左)と元アメリカ大統領(右)
(Photo by George Walker/Icon Sportswire via Getty Images)

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