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世界184位選手が語る「チャレンジャーはATPツアーより苛酷」、驚異の賞金格差

世界184位選手が語る「チャレンジャーはATPツアーより苛酷」、驚異の賞金格差

世界ランキング184位のランクマール・ラマナタン(インド)は、「全豪オープン」出場のためオーストラリア入りする予定だ。本戦出場権を得られなかった彼は、予選を勝ち上がり「全豪オープン」本戦への切符を手に入れようとしている。そんなラマナタンが、チャレンジャー大会とATP(男子プロテニス協会)ツアー大会との違いを語った。Tennis World USAが伝えている。

これまで「全豪オープン」の予選に6度出場しているラマナタンだが、本戦には一度も出場できていない。「火曜日にオーストラリア入りする。ベストを尽くして、上達を続けるのが目標だ」と語った。

ラマナタンがプロに転向したのは2009年。10年以上プロ選手として活動してきたが、ツアーレベルよりすぐ下の下部大会であるチャレンジャーツアーの方が、ATPツアーよりも過酷だと言う。

「チャレンジャー大会とATP大会のどちらでもプレーしたけれど、(試合のレベルに)差はほとんどない。僕に言わせると、チャレンジャーの方が苛酷だ。チャレンジャーでは、それぞれの選手の(勝ちたいという)熱意が本当に強い。時には、ATP大会のシード選手である方が、相手選手がそこまで頑張らないから試合に勝ててしまうってこともあるんじゃないかな。チャレンジャー大会はすごく緊張感があって困難なんだ」

ラマナタンは、選手のモチベーションや試合の雰囲気を引き合いに出してチャレンジャーとATP大会の違いを比較したが、2つのツアーは賞金面でも大きな隔たりがある。

2021年、ラマナタンは21のチャレンジャー大会、7つのATPツアー大会と、グランドスラム4大会の予選に出場。チャレンジャーでは、アメリカのケーリーで行われた大会で準優勝、バーレーンのマナーマで行われた大会で優勝し、得られた賞金額はそれぞれ4,240ドル(約49万円)、7,200ドル(約83万円)だった。一方ATP大会ではいずれも予選落ちもしくは1回戦敗退という結果だったが、本戦1回戦敗退だった「ATP250 ドーハ」の賞金額は13,560ドル(約157万円)。また予選3回戦まで進んだ「ウィンブルドン」の賞金額は25,500ポンド(約400万円)だった。大会ごとに賞金額設定に違いはあるものの、特にグランドスラムは予選に出場するだけでチャレンジャー大会優勝時の2倍以上貰えることもある。ラマナタンがチャレンジャー大会を苛酷と形容する理由はこのあたりにもありそうだ。

ラマナタンは、世界ランキング自己最高111位と、まだ100位圏内に入ったことはない。「僕はただ、ここ数年やってきたみたいに、体を壊さずにたくさんの試合をプレーしたいだけだ。もし100位以内に入れたら、なんて全然さ。このままいいプレーをし続けて、選手として成長し続けられれば、いつか壁を超えられると信じているよ」

※為替レートは2022年1月5日時点

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2022年チャレンジャー大会の様子
(Photo by Martin Keep/Getty Images)

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WOWOWテニスワールド編集部

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