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チチパスが父と新しいコーチの違いを説明

2021年「レーバー・カップ」でのチチパス(右)、エンクイスト(中)とビヨン・ボルグ(左)

テニスの世界ランキング4位のステファノス・チチパス(ギリシャ)は、先日新たなコーチとしてトーマス・エンクイスト(スウェーデン)を雇い入れた。元世界2位のエンクイストは、チチパスの父でありコーチのアポストロス・チチパス氏と交代するのではなく、チチパスのテニスに付加的な要素を新たにもたらすことを期待されている。チチパスが出場した「ATP250 マルセイユ」では、観客席にエンクイストとアポストロス氏が共に座っていた。マルセイユでの初戦の後に行われた記者会見で、チチパスはエンクイスト氏をコーチに迎えたことについて語った。テニス関連ニュースサイト TENNIS TONICが報じている。

「彼と一緒に達成しようとしているのは、彼のツアーでの経験を僕にもたらしてもらうことだ。彼はとても高いレベルでプレーしていたからね。父と比べると、彼はチームに新しく新鮮なものをもたらしてくれる。父はとてもいいコーチだ。特に、プロとしてテニスをプレーした経験のない、独学のコーチとしてはね。トーマスは僕のテニスのいくつかの面で力になってくれるだろう。特にハードコートでのプレーや、もしかしたら芝でのプレーでも助けてくれるかもしれない」

「ATP250 マルセイユ」の前に出場し準優勝を果たした「ATP500 ロッテルダム」期間中の記者会見で、チチパスは次のように語っていた。「エンクイストは僕のチームを補強してくれる。彼のような人物にチームに参加してもらうのは重要だ」

ロッテルダム到着後に、チチパスがエンクイストと共に練習している姿が見られた。「ATP500 ロッテルダム」はチチパスにとって「全豪オープン」以来の大会となった。チチパスは「全豪オープン」準決勝のダニール・メドベージェフ(ロシア)との試合で、コーチング違反の警告を受けた。チチパスがコーチングを受けているというメドベージェフからの激しい苦情を受けて、大会関係者は、試合中にチチパスの関係者席の下に審判を配置するという珍しい手段を取った。

これは、試合中に父からコーチングを受けたという理由でチチパスが科された複数回の警告のうち一番最近のものだ。しかし、チチパスはこのことが父とのコーチ関係の解消につながってはいないと話した。チチパスによると、エンクイストがコーチとしての役割を担い始めるにあたって席を譲るために、アポストロス氏はロッテルダムに来なかったという。

「エンクイストはツアーで豊富な経験があるし、僕は彼をすごく尊敬している。トーマスは僕を助け、僕にアイデアを与えるためにここにいるんだ」とチチパスは語った。

エンクイストとチチパスは、以前「レーバー・カップ」で協働した経験がある。エンクイストは「レーバー・カップ」でチーム・ヨーロッパの副キャプテンを務めたのだ。また、チチパスは有名なテニスコーチであるパトリック・ムラトグルー氏のアカデミーでトレーニングしているため、ムラトグルー氏も頻繁にチチパスの関係者席に現れる。

チチパスは第1シードで「ATP250 マルセイユ」に出場。彼は2019年と2020年にこの大会を連覇していたが、今回は準々決勝で予選勝者のロマン・サフィウリン(ロシア)にストレートで敗れ、大会を去った。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2021年「レーバー・カップ」でのチチパス(右)、エンクイスト(中)とビヨン・ボルグ(左)
(Photo by Adam Glanzman/Getty Images for Laver Cup)

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